【北いわての頭文字の「k」を針と糸でデザインされたロゴ】
久慈市、二戸市など岩手県北地域に集積する縫製業16社で構成する「北いわてアパレル産業振興会」が5月27日に発足。
北いわてアパレル産業振興会は、会社間の枠組を超え、岩手県北地域の連携を強め、事業の情報発信や取引拡大、次代を担う人材育成に取り組むものです。岩手県北地域には約30数社の縫製業が集積し、その質の高い仕事は全国から注目を集めています。
この振興会は正会員、助賛会員をあわせ23社。各社の熱い想いが伺われます。
北いわてアパレル産業振興会 代表に就任した㈱岩手モリヤ 森奥信孝社長は、「県北地域で縫製業は基幹産業の一つ。国内アパレル業界を取り巻く環境は厳しいが、技術をもった各社が連携することでさらに競争力を付けていきたい」と今後の抱負を語っています。
今後さらに連携を高め、技術力、販路拡大、経営改善、生産性などの研修会も取り組みます。
「Made in Japan」に欠かせない、繊細さ、そして感性。女性が第一線で活躍する仕事場。
北いわてアパレル産業振興会のうち正会員16社の従業員数は約1,150人。
華やかなファッション業界を支える裏方として重要な役割を担っています。
正会員 | |
二戸地域6社 | 久慈地域10社 |
㈱一戸ファッションセンター 東北縫製㈱ 日本ソーイング㈱岩手工場 ㈱三和ドレス ㈱二戸サントップ ㈱二戸ファッションセンター |
㈱アクティブ 岩手モリヤ㈱ ㈲ハシモトソーイング 久慈衣料㈱ ㈱県北ファッション ㈱東京ドレス研究所 日本武道具製造㈱ ㈱プランタンいずみ ㈱ナカイズミ 野田工場 ㈱エヌエルフォーティー |
助賛会員 |
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ミシンメーカー 他7社 |
岩手県およびいわて産業振興センターの協力により北いわてアパレル産業振興会のガイドブックが完成しました。
会員の紹介のほか、県北エリアの概要、KGBF(学生デザインファッションショー)2018の様子や、仕立て屋女子会の活動、文化学園大学と岩手県の連携に基づく交流事業などの情報をご覧いただけます。
岩手県県北広域振興局がは発行している「北いわて最前線」。
岩手県北地域の様々な取り組みを紹介しています。今回は、2月に開催された第5回学生デザインファッションショーや、県北地域に根付いている縫製業についての特集です。
「北いわてはアパレルの聖地だ」を合言葉に、第4回北いわて学生デザインファッションショーが開催されました。
岩手県北地域の国内有数の高品位アパレル(縫製)産業集積地域の情報発信とともに、次代のアパレル産業を担う人材育成を目的に毎年開催。
例年のファッションショーの他、昨年結成した「北いわて仕立て屋女子会」メンバーが制作したオリジナルファッションショー、文化ファッション大学院大学と連携して制作した岩手の農業青年ユニフォームをファッションショーなどたくさんの反響をいただきました。
繊研新聞社が繊維ファッション・ライフスタイル関連ビジネスの発展に寄与した企業、団体、個人に贈られる繊研賞。2015年度 繊研賞【繊研特別賞】を岩手県と北いわてアパレル産業振興会が受賞。これまでの取り組みが評価されました。
北いわてアパレル産業振興会に対する評価
昨年発足した、北いわてアパレル振興協議会の産業振興、育成の継続した取り組みについて評価を受けた。2016年は中堅技術者育成事業「北いわて仕立て屋女子会」にも取り組んでおり、県北縫製業の活性化に積極的に取り組んでいる。
「北いわてアパレル産業振興会」では、会員企業の女性社員を対象とした「北いわて仕立て屋女子会」を発足。会社の壁を越え、企業内で中心となる女性職員の人材育成や業界のイメージアップを図る取り組みをはじめています。
ザインやパターン(型紙)の専門知識を学習し、オリジナル製作を目指す。メンバーは20〜30代の中堅社員が中心。
北いわてアパレル産業振興会会員が、各自の得意分野を生かし開発した独自ブランド商品を紹介するカタログを制作しました。
手県北地域の国内有数の高品位アパレル産業集積地域の情報発信とともに、次代のアパレル産業を担う人材育成を目的に開催されました。
岩手県の縫製工場と首都圏発注企業との取引活性化を図る「アパレル企業ビジネスマッチングフォーラム」を都内で初開催。ものづくりの感性、技術力、生産力【岩手のものづくり Made in Japan 】を提案しました。
北東北3県の縫製工場が集まり、ものづくりの取り組みを見ていただくビジネスマッチングフォーラムを岩手で開催。