-KENPOKU FASHION CO., LTD.-
所在地 |
岩手県久慈市新中の橋第37地割98-1 TEL:0194-53-0082 FAX:0194-53-9363 |
代表者 | 代表取締役:末永 耕季 |
創業 | 1988年10月1日 (昭和63年) |
営業時間 | 08:20~17:00 |
休業日 | 日曜日、祝日 |
従業員数 | 33名 |
主取引先 |
3社 |
県北ファッションの生産管理は、末永代表自らが教育訓練を受けたTSS方式(トヨタ生産方式)をベースに、自社独自のライン・管理方法で効率を格段にあげている。
1つ目は、多品種小ロットの生産と即納体制に適した配置である。
2つ目は、未熟練者はOJTにより1対1の指導を行い短期間に熟練者の域に近づける仕組みを作るためでもある。
3つ目に、当社ではラインの責任者を配置しない。なぜなら、多い時では6アイテムも同じラインで生産する場合もある。 1 日の中で多品種、小ロット、短納期の対応について、仕様確認、指示、完成検査などの細やかな工程管理を効率よくこなせる人員を複数配置したりスキルの維持を図るよりは、個々の技術、こなし能力を高めることにより、出来上がり品質を高めるとともに不良率を下げることの方がたやすいと考えたからだ。
特に「一人ひとりの意識を変える」事を日々実践。
当日の生産計画により、仕上げる製品、規格、個数が確定後、縫製仕様書を各スタッフが自らの判断と責任のもとに工程の中に流し込む。
責任を持って動くことで、仕事に対する意識を変え行動をも変えるのです。もちろん新人の傍に配置された熟練者の指導は怠らない。
また、効率よく製品を仕上げるために、規格に合わせ機械を調整するのではなく、あらかじめ当日生産する予定の製品に合わせて設定された機械を使い、人が動くことでタイムロスを最小限にとどめている。
すなわち「多品種、小ロット、短納期」に速やかに対応し高品質な成果物を生産できる「技術集団」と「柔軟な設備」を兼ね備えていると言えよう。
顧客満足度が維持できるという事は、翻ってみると高品質の製品、多ロット数の製品も作れる技術を持ち合わせている。そんな自負心を持って今後とも安心、安全、品質の高い製品をつくり続けたいと考えている。
量産型・低価格競争型の製品市場ではなく、非量産型・高付加価値型の製品市場にターゲットを絞り、横のネットワークを構築。
キーワードは「メイドイン久慈」。ものづくりの強化が図れればと考える。これは、安価な輸入品に対する地域連携の具体像であり、他方で中小企業が地域に存続するための必須条件ではないだろうか。今後も地域の中で連携を強めることによって、企業の生き残りを模索していきたいと考えている。
1988年(昭和63年)10月
有限会社県北ファッションを設立
高島屋通販向けエプロン・ブラウスなどの生産をスタート
1992年(平成4年)1月
作業衣、ユニフォーム、布帛、ストレッチ素材加工へシフト、現在に至る
2015年(平成27年)8月
工場拡張のため、現在の久慈市中の橋地区に工場移動
2015年(平成27年)11月
有限会社から株式会社に組織変更
CAD/CAM装置×各1台 | パターンシーマー×3台 |
インターロックミシン×6台 | 本縫ミシン各種×20台 |
ボタン付けミシン×3台 | 自動玉縁ミシン×3台 |
ボタンホールミシン×3台 | カン止めミシン×4台 |