-KUJI SEWING CO., LTD.-
所在地 |
岩手県久慈市夏井町字早坂1-6-19 TEL:0194-52-4415 FAX:0194-52-4416 |
代表者 | 代表取締役:中田 利雄 |
創業 | 1983年11月1日(昭和58年) |
営業時間 | 08:15~17:05 |
休業日 | 日曜日、祝日 |
従業員数 | 29名 |
主取引先 |
8社 |
HP |
など多数
久慈ソーイング社は 1983 年に水着製造業として創業、高級ファッション水着を中心に、スポーツ水着、男性、子供水着と展開。東北でも2つしかない水着専門縫製工場のひとつとして約30年操業している。
身体を美しく見せるための「水着」。その役割は、身体の動きを妨げず、身体のラインや動きをリアルに映し出すこと。
まだ伸縮性に富んだ素材が少なかった時代から、よりよいフィット感、美しさをもとめて、さまざまな生地の使い方、縫いの試行錯誤によりそのノウハウを蓄積。
優れた素材が開発さた現在でも、自在に使いこなす技の随所にそれらが息づいている。
今では、その特殊技術を水着だけに留めず、その特性を活かしバレエウェア(レオタード)も手がけている。
写真は、ゴム付け専用ロックミシンで、水着、レオタードなどを専門的に受注。
技術者とタッグを組み、優れた技術から生れる確かな品質、メイド・イン・ジャパンに恥じないものづくりを心がけている。
レディース高級ファッション水着、ニット製水着、バレエレオタード、フィットネスウエアなどにその技術は活かされている。
常にお客様のニーズに耳を傾け、新技術、新たな製品開発にも積極的に挑戦、小ロット生産にも柔軟に対応している。
2011年3月東日本大震災。海岸から数百メートルの工場は、全てのミシンが津波により浸水、工場も半壊した。数日後、津波で水浸しになったミシンを一つひとつ丁寧に砂を洗い流し分解洗浄することから始めた。
震災5ヶ月後、限られたミシン、機材を使い、少しづつ職員を再雇用し、工場が動き始めた。
全国の皆様からの支援により、精神的にも物理的にもささえられ、少しずつ事業を再開、現在に至っている。震災の教訓と多くの皆様との「絆」を忘れることなく、地域への恩返しができる様に全力で事業に取り組んでいる。
水着生産の最盛期に震災に遭ったため、その年の多くの仕事を失った。そんな時、被災地支援で訪れた女性起業家の紹介で、水着と同様な縫製技術が必要なバレエウェア(レオタード)の紹介があった。
試作を何度か行い問題なく製作出来た。伸縮する素材、シンプルなスタイルながら、洗練されたラインを美しく仕上げる仕事は、間違いなく自社の技術を行かせるアイテムだった。
震災で水着の仕事が途切れなければ、きっと知ることのなかった分野のアイテムを今手にしている。
水着の世界でも多種多少な仕事を手掛けてきているが、バレエの世界においても「大人・子供」「ブランド」「教室(スクール)」等それぞれの考え、ニーズがあり、その世界の深さに驚いた。
アパレルメーカーの受注以外にも、多くのバレエ教室、バレエ用品ショップから問い合わせ、受注を受けており、裾野の広さを感じている。
震災を機に、「お客様」を見渡す視野が広がった。まさにヒントの鍵をピンチの中から見つけた。
震災後、㈱アバンティー 代表 渡邉氏が中心となり、震災で仕事、やりがいを失ってしまった人たちの、働くよろこびと明日への希望づくり「東北グランマの仕事づくり」プロジェクトが始まった。
久慈地域では久慈ソーイングが関わり「働くよろこびと心の交流」活動の橋渡し役にも取り組んでいる。
技術者(従業員、外注者)とタッグを組み、品質第一に優れた技だからこそ生れる確かな製品づくりを推進。
常にお客様のニーズを満足することを心がけ、新たな製品開発にも積極的に幅広く挑戦。
日本の縫製工場が生き残るためには、真似のできない高品質高付加価値のプレタポルテが必要。
目先を変えた製品づくりや小ロット生産にも柔軟に対応致します。
本縫自動糸切りミシン×50 | 2本針オーバーロックミシン×25 |
2本インターロックミシン×2 | 本縫いギャザーミシン×3 |
2点千鳥ミシン×5 | 4点千鳥ミシン×2 |
平2本上下振りミシン(扁平)×8 | ゴム付け専用ロックミシン×3 |
紐返し専用ロックミシン×1 | ルイス(裾まつり)専用ミシン×1 |
本縫い巻縫専用ミシン×1 | 袴角出しプレス機×1 |
ローラー検針機×1 | 卓上検針機×1 |
ホフマンプレス機(芯貼り)×1 | コンベア芯貼り機×2 |
スチームアイロン×9 | ボイラー×2 |
バキューム×5 | ハンドナイフ×3 |
手動延反機×2 | 裁断台(2m×6m)×2 |